Game Journal.Net ゲーマーによるゲーマーのためのボードSLG専門誌

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最新号

海外輸入製品2 甲午戦争(日清戦争中国語版) オリジナル日本語ルール付

表紙

GJ21号「西南戦争」(田島準氏デザイン)の中国語版「甲午戦争」の逆輸入国内販売が開始されます!
同作は中国国内の新進気鋭の出版社「戦旗工作室」より中国語版が出版されましたが、発売後まもなく完売となり長く在庫切れの状態が続いていましたが、このほど増刷されこの機会に日本国内でも逆輸入国内販売が開始されることになりました。
また中国語版では北洋水師の「定遠」「鎮遠」等、日本海軍の「松島」「厳島」「橋立」等三景艦のカウンターが追加され、中国語追加ルール(日本語ルールでは省略)を使用すればプレー可能になっています。

 

ゲームの内容物

 

 

内容

日清戦争をキャンペーンレベルで再現したSLGがついに登場!
ユニットは旅団規模であり、日本軍はゲーム開始時の2個旅団から最大9個旅団を動員可能であり、一方清国軍はゲーム開始時に8個旅団を持ち最大10個旅団まで動員可能であり、数的には優勢であるが個々の部隊の能力では劣っており、加えて手数では日本軍が優位にある。
ユニークな点として、ユニットの行動、編成、海上輸送等にコマンドポイントを必要とする。
各プレーヤーは毎ターンサイコロを振り、出た目に等しいコマンドポイントを受領するが、日本軍はサイコロを振って出た目がコマンドポイントになるのに対し、清国軍はサイコロを2個振って小さい方の目がコマンドポイントになるので、一般に手数では日本軍が優位にあるが、絶対的なものではない。
その他、戦闘はファイアーパワーだが攻撃には弾薬ポイントを必要とするので、プレーヤーは部隊の運用以上に、コマンドポイント、弾薬ポイントのマネージメントに留意しなければならないなど、テーマの目新しさのみならず、シンプルなゲームとしてもボリュームの割りに内容は充実している。

ゲームデータ

テーマ
日清戦争を戦役級で再現
ゲームデザイン
田島準
プレイ時間
2-3時間
ユニット
旅団規模
へクス
約20km
ターン
1カ月
カウンター
60個
マップ
1枚
解説書
中文12P/オリジナル日本語ルール添付
プレーヤー数
2人