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内容

［道明寺合戦］

本シナリオは、兵力にまさる徳川方が、逐次投入される大坂方を各個撃破し、石川のライン突破を目指すことになるが、大和路（東側）より続々と押し出してくる徳川方に対して、大坂方は戦場に逐次に投入されるため、以下の条件がいつ達成されるか、あるいは持ちこたえられるかが、ゲーム展開を左右する。
第一は、後藤基次隊がどれだけ持ちこたえることができるかどうか。後藤隊は徳川方が大和路から河内平野へ押し出してくる出口を塞ぐ位置に布陣しているため、逐次行動可能になる（戦場に到着する）毛利隊、明石隊が後藤隊と連結できれば、石川より前面で徳川方を食い止める望みも出てくる。
第二は、真田幸村隊が到着するまで、毛利隊、明石隊が石川の線を維持できるかどうか。
最終的には真田隊がいつ前線に投入可能になるかが勝敗を左右するがその時期は後藤隊、毛利隊、明石隊等の戦いによって変わってくる。

［八尾若江合戦］
本シナリオは、同一のシナリオでありながら、「八尾の戦い」と「若江の戦い」という事実上独立した別個の戦いから構成されており、そのことが独特の緊張感を生んでいる。
つまり一方の戦域で優勢に立っても、もう一方の戦域で劣勢に陥った場合、いずれが先に敵の本陣に迫り、敵大将を敗走させることに成功するかという、双方が同時に攻勢に出るレースの結果で勝敗が決まることになる。
一方、いずれのプレーヤーも最後まで攻勢に出なければ勝利のチャンスはない。
この結果、両プレーヤーが各戦線で攻勢を強いられ、いずれのプレーヤーがレースに勝利するかと言うスリリングな展開をみることが出来るだろう。