Game Journal.Net ゲーマーによるゲーマーのためのボードSLG専門誌

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最新号

ゲームジャーナルNo.63 クルスク南方戦線・プロホロフカ1943

表紙

解説

1943年7月。クルスクの北と南で独軍の大攻勢が開始された。東部戦線におけるドイツ軍最後の総力攻勢、「ツィタデレ」(城塞)作戦のはじまりである。
しかし、赤軍は何重もの大防御陣地を構築して、独軍の攻勢を待ち構えていた…
あなたは、何重にも構築された鉄壁の敵戦線を突破し、また反撃する赤軍大戦車軍団との激突を制して、東部戦線における独軍最後の総力攻勢を勝利に導くことができるだろうか!?


[特集]

グラビア:赤軍大陣地帯を打ち破れ!
前史:ツィタデレ:~東部戦線ドイツ軍最後の総力攻勢~
戦史:プロホロフカ大戦車戦~恐竜戦車時代のはじまり~
クルスク戦で活躍した指揮官列伝
クルスク戦で登場した新兵器ガイド

[特別企画]
ゲームの中のクルスク大戦車戦
追悼・架空戦記の巨匠佐藤大輔氏逝く

[連載]
リプレイコミック 松田大秀
日本戦史雑話 大山格
最新研究が明かす帝国陸海軍の虚像と深層 長南政義


最新SLG情報/GAME GUIDE/絶版ゲーム再生Project/知られざる名将たち/データでみる日米海戦/Mrことくの過激にレポートするぜ!/B級SFゲーム分科会/ASLの戦場/部隊編成分析/中国ウォーゲーム事情

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内容

 

本作はチットシステムを採用することにより、師団規模の作戦級の戦闘と、戦車、砲兵、航空機などの戦術レベルにおける各兵器の個性を再現した戦闘システムを両立したゲームシステムで、クルスク南方における南方軍集団の陣地突破戦闘、およびそれに続く戦車戦を描く。
チットには各ユニットに装備させて恒久的に使用できる装備チットと、毎ターン毎ターン指定された数を引いて使い捨てで使用する支援チットの2種類がある。
各ユニットはそれぞれ指定された枚数の装備チットを持ってゲームに登場するが、装備チットには、戦車チットと通常チットの2種類があり、指定された枚数のチットをランダムに引いて、それを任意のユニットに装備させていく。
戦車チットにはお馴染のT34、3号、4号戦車からタイガー、パンター戦車まで、通常チットには陣地やトーチカ、対戦車砲、対空砲から自走砲兵、突撃砲などがあり、プレーヤーが任意に自軍の編成・防御体制を組み立てることが出来る。
支援チットには重砲支援、煙幕、狙撃兵、白兵戦、工兵、地雷原、戦闘機、爆撃機、襲撃機などがあり、各戦闘の支援に使用する。
この結果、各戦闘は参加するユニットの装備と、戦投入された支援チットの内容によって大きく変化するため、各プレーヤーが投入するチットの駆け引きによって、ゲーム展開が左右される。
こうしてタイガー、パンター戦車をはじめ、ゲームに登場する各種怪物兵器の数々がゲームを彩る。
吠えるタイガー。火を噴くT34。突貫するフェルディナンド。乱舞するシュトゥルモヴィク。
あなたは、何重にも構築された鉄壁の敵戦線を突破し、また反撃する赤軍大戦車軍団との激突を制して、東部戦線における独軍最後の総力攻勢を勝利に導くことができるだろうか!?



ゲームデータ

テーマ
クルスク戦における第4装甲軍・ケンプ軍支隊の攻撃と赤軍の反撃
カウンター数
約198駒
マップ
マップ1枚
ゲーム期間
1943年7月5日~13日
ゲームの範囲
クルスク南方前線~プロホロフカ・オボヤン地区
プレイ時間
4~6時間
プレイヤー数
2人
難易度(5段階、5が最高)