戦国群雄伝シリーズの第二弾、早くも登場!
福田誠氏のデザインで1987年に出版された「関東制圧」は、日本史ボードウォーゲームの世界に旋風を巻き起こした「戦国群雄伝」シリーズの第二作です。
本作は4つのシナリオによって、上杉、北条、武田の三勢力による関東の争奪戦を再現します。
各群雄の勢力が入り乱れる関東を制圧するのは、誰でしょうか?
[特集]
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ヒストリカルノート「関八州ヲ統ベル者ハ誰ゾ」
追加シナリオ「川越の夜戦・第一次国府台合戦・第二次国府台合戦」
[特別企画]
「大東亜戦争」発売前レポート③
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[連載]
リプレイコミック 松田大秀
坂の上の雲では描かれない日清戦争 別宮暖朗
日本戦史雑話 大山格
最新SLG情報/GAME GUIDE/絶版ゲーム再生Project/ゲーム英雄伝説/データでみる日米海戦/知られざる名将たち/B級SFゲーム分科会/ASLの戦場
本作は以下の4つのシナリオによって、上杉、北条、武田の三勢力による関東の争奪戦を再現します。
川中島シナリオ:北信濃を主戦場に、永禄4年(1561)川中島周辺における上杉VS武田の戦いを描く。
小田原攻囲シナリオ:関東全域を舞台に、永禄4年(1561)の上杉・関東諸勢力VS北条・武田同盟の戦いを描く。
松山城包囲戦シナリオ:永禄6年(1563)における、関東全域の武田・北条・上杉の三つ巴の戦いを描く。
三増峠シナリオ:永禄12年(1569)の武田VS北条の戦いを描く。
ゲームシステムの中心は、各武将が持つ野戦修正、行動力、そして統率力の三つの能力で、野戦修正は野戦の際に両軍のサイの目を修正し、統率力は武将が率いることが出来るユニットの数、そして行動力は1ターンに行動できる回数を示しています。
1ターンは最大4回のステージに分かれ、武将は各ステージに移動または戦闘のどちらかのみを実施できるため、行動力の大きな武将は、ゲームを有利に展開することができます。
注目の各陣営の総大将の能力は、北条氏康が野戦修正、行動力ともに3なのに対し、武田信玄は野戦修正3、行動力4で行動力が高く、上杉謙信に至っては野戦修正、行動力ともに4と、まさに戦国最強武将の実力をいかんなく発揮できることでしょう。
その他、佐竹義重、里見義弘、長野業正などの名脇役の活躍も、ゲームを盛り上げることでしょう。
各群雄の勢力が入り乱れる関東を制圧するのは、誰でしょうか?