Game Journal.Net ゲーマーによるゲーマーのためのボードSLG専門誌

Game Journal.Net ゲーマーによるゲーマーのためのボードSLG専門誌

最新号

ゲームジャーナルNo.40 日露決戦1905

表紙

解説

1905年、春。
日露両軍に決戦の時期が迫っていた。
奉天の原野では日露両国の50万の大軍が対峙する。
3月、満州軍が行動をおこした。
日露両国陸軍による大陸の覇権を賭けた最終決戦の開始である。
一方連合艦隊は、日本近海でバルチック艦隊の来航を待ち受けていた。
連合艦隊が敗北すれば、満州軍が勝利しても海上から補給路が断たれ、大陸における勝利も水泡と化す。
アジアの小国日本は、大国ロシアに対して薄氷を踏むような勝利を続けなければならなかった。
貴方は、帝国陸海軍を率いて国運を賭した二大決戦、奉天会戦、そして日本海海戦に勝利できるだろうか?

MAP

内容

奉天決戦1905 近藤友樹デザイン

1905年3月に戦われた奉天会戦の主要戦闘局面をエリアマップ+カードドリブンシステムで再現。
カードの種類は「強行軍」「重砲支援」「共同作戦」「補給」「先制反撃」の五種類。
加えて、「満州軍司令部」「秋山好古の奮闘」「花の梅沢旅団」「28センチ砲投入」「ミシチェンコ騎兵団」「総予備隊投入」「クロパトキン投入」「総退却」等のスペシャルカードがゲームに彩りを加える。
特徴的なルールとしては、ロシア軍にはイニシアチブ値が設定されており、イニシアチブ値の増減によって部隊の攻撃力がアップダウンするが、アクションを消費することによって向上し、支配エリアを失うことと時間の経過によって悪化していく。
このためロシア軍は部隊の作戦とイニシアチブ値のハンドリングとの間でバランス感覚を要求される。
あなたは日露決戦の「関ヶ原」となった奉天の野で、勝利できるだろうか!?

Q&A、エラッタ、最新版ルール

ゲームデータ

テーマ
日露戦争における奉天会戦
カウンター数
126枚(1ユニット1個旅団)
マップ
ハーフマップ1枚
カード枚数
32枚
ゲーム期間
1905年3月2日~3月5日(全4ターン+延長1ターン)
ゲームの範囲
奉天周辺
プレイ時間
1~2時間
プレーヤー数
2人
難易度(5段階、5が最高)
1

MAP【2】

内容【2】

1905年5月27日に戦われた日本海海戦を、巡洋艦以上、1艦1ユニットの水上砲撃戦で再現。
ゲームの手順は速度決定、第一移動、第二移動、射撃というオーソドックスなもの。
射撃ルールは練度と射距離によって命中値が決まっており、命中したら火力を用いて損害を判定する。
特徴的なのは主導権と指揮統制のルール。
主導権を持っている側は先攻か後攻かを決定できる。
指揮統制は、各プレーヤーは速度変更、変針、射撃、修理等に指揮ポイントを使用する。
指揮ポイントは各戦隊ごとに管理され、毎ターン戦隊ごとに使用できる総量が決まっている。
シナリオは「ドンスコイを撃沈せよ」(練習シナリオ)と「決戦!対馬海峡」の二本。
あなたは、連合艦隊を率いてバルチック艦隊を撃滅できるだろうか!?

Q&A、エラッタ、最新版ルール

ゲームデータ【2】

テーマ
日本海海戦における水上砲撃戦
カウンター数
72枚(1ユニット1艦)
マップ
1枚
シナリオ
2本(日本海海戦、ドンスコイを撃沈せよ)
プレイ時間
1~2時間
プレーヤー数
2人
難易度(5段階、5が最高)
2