各方面から要望が多かった「旧アドテクノス」再販企画の第二段として、待望久しい「東部戦線 冬季戦41~42」が本誌付録としてついに登場します!!
本作はビッグゲーム全盛のボードウォーゲーム全盛期に「ゲームブック」と言う形態で刊行されたため、当時正当な評価を受けず知る人ぞ知る「早すぎた名作」でしたが、時代が本作に追いつくとともに、ついに20年間の沈黙を破り本誌収録作品として、いまその真価を世に問う!
東部戦線 冬季戦41~42
「タイフーン作戦」をテーマにしたプレイアブルな作戦級ゲーム。
本作は独ソ両軍部隊が全て師団規模で登場することによって、まさに多くのプレーヤーが思い描いていた独ソ戦の姿を感じ取ることが可能になる。
本作は作戦開始当初は質にまさる少数のドイツ軍が次々とポケットを作り大量のソ連軍部隊を包囲していくさまを、また次第に秋から冬の到来とともに気温が低下し、ドイツ軍の最大の武器であった機動力が低下していき、白いロシアの大地と赤いソ連軍の海の中に呑み込まれていく様を、目に見える形で見事に再現することに成功している名作です。
各方面から要望が多かった「旧アドテクノス」再販企画の第二段として、待望久しい「冬季戦41~42」が本誌次号付録としてついに登場する。
本作は「タイフーン作戦」をテーマにしたプレイアブルな作戦級ゲームであり、両軍が移動・戦闘を2回づつ繰り返すシンプルなシークエンスで、作戦開始当初は質にまさる少数のドイツ軍が次々とポケットを作り大量のソ連軍部隊を包囲していくが、次第に秋から冬の到来とともに気温が低下し、ドイツ軍の最大の武器であった機動力が低下していき、白いロシアの大地と赤いソ連軍の海の中に呑み込まれていく様を、見事に再現することに成功している。
特筆すべきは、多くの独ソ戦ゲームではドイツ軍ユニットは1ユニット1連隊だがソ連軍ユニットは1ユニット1師団など、両軍の編成の規模が違うために、「少数精鋭のドイツ軍対質より量のソ連軍」という多くのプレーヤーが思い描いている独ソ戦の姿がプレーヤーの実感として感じられるゲームは決して多くはなかったが、本作では独ソ両軍部隊が全て師団規模で登場することによって、まさに多くのプレーヤーが思い描いていた独ソ戦の姿を感じ取ることが可能になるのである。
さらに「タイフーン作戦」をテーマを正面から描いたプレーアブルなゲームは現在でも貴重であり、本作はビッグゲーム全盛のボードウォーゲーム全盛期に「ゲームブック」と言う形態で刊行されたため、当時正当な評価を受けず知る人ぞ知る「早すぎた名作」であったが、時代が本作に追いつくとともに、ついに20年間の沈黙を破り本誌収録作品として、いまその真価を世に問う。