Game Journal.Net ゲーマーによるゲーマーのためのボードSLG専門誌

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最新号

ゲームジャーナルNo.17 関ヶ原強襲

表紙

解説

時に慶長5年、9月15日。方一里に満たない狭い関ヶ原盆地の周囲に、東西合わせて15万を超える大軍勢が集結していた。茫漠たる晩秋の深き霧を衝いて、十万を超える将兵より傲然たる刻の声があがる。戦国最大の決戦、関ヶ原合戦のはじまりである。石田三成が、宇喜多秀家が、大谷吉継が、小早川秀秋が、福島正則が、黒田長政が、藤堂高虎が、そして徳川家康が率いる大軍勢が、狭い関ヶ原の野を駈けて激突する。戦国の明日の覇権を握るのは、東か?西か!?

MAP

内容

収録作品
関ヶ原強襲~ストーム・オーバー~


関ヶ原戦役のハイライト、当日の合戦を描いた合戦級ゲーム。合戦級ゲームとしては珍しく、エリア制を採用している。システムは「ストームオーバーアルンヘム」(AH)や「旅順港強襲」(弊誌10号収録作品)などに採用されたエリアシステムをベースにしているが、行動はチットシステムで決定するので、より展開は流動的である。部隊には部将、鉄砲隊、弓隊、一般部隊の区別があり、鉄砲隊による射撃戦と、その他部隊による突撃・敵エリアへの突入が、戦闘の行方を左右する。気になる小早川・脇坂・小川・朽木・赤座の西軍寝返り部隊の動向は、本作においては自動的に東軍に参戦することになるが、当日の戦闘に焦点を絞ったゲームとしては、それはそれで一つの識見と言えるだろう。

ゲームデータ

テーマ
1600年9月15日当日の関ヶ原合戦。
カウンター数
192枚
マップサイズ
マップ1枚
ゲーム期間
9月17日(全10ターン)
ゲームの範囲
主戦場となった関ヶ原盆地の西半部
ターンスケール
1ターン約30分
プレーヤー数
2人
難易度
(5段階、5が最高)3