鈴木銀一郎氏と高梨俊一氏。本邦最高の二大デザイナーの作品が同時に付属するという、画期的な企画がついに実現しました。
マイスター鈴木銀一郎氏の手による「ロンメル・アフリカ軍団」は、流動的なチットシステムとロンメルチットにより簡にして要を得たシステムでコマンドコントロールの問題を再現することに成功した傑作です。
プロフェッサー高梨俊一氏の出世作にして代表作である「ドイッチュラント・ウンター・ゲルト」は、戦争経済の問題に焦点を絞り、徹底的に無駄を削ぎ落としたシンプルなシステムで第二次大戦を再現することに成功した名作です。
今回はこの2大デザイナーの名作、「ロンメル・アフリカ軍団」と「ドイッチュラント・ウンター・ゲルト」の魅力とそのプレイのガイドを徹底的に特集します!
ヒゲの大佐・鈴木銀一郎氏が16年前の夏にSSシリーズの第1段として発売するや、「通称SSロンメル」として一世を風靡。斬新なチットシステムにより、北アフリカの戦いで顕著に現れた独英両軍のコマンドコントロールの問題を見事に再現しています。神出鬼没でありながらも、時として一人相撲を演じてしまうドイツ装甲部隊。ロンメルの幻影に怯えて金縛りにあいつつも、へっぴり腰の攻撃を辛うじて続ける英第8軍。そういった疑似体験がたったの40分で味わえる、お得な一作!
「壬申の乱」で切れ味冴えるセンスが再評価された高梨俊一先生。氏デザインの再販第2段が早くも登場! 近代戦争の勝敗を決定する最大の要因である「戦争経済」。その戦争経済の現実をシンプルに、そして冷徹に見据える「大人の」戦略級が、このドイッチュラント・ウンター・ゲルトです。気紛れな作戦行動は国家を疲弊させてゆくだけですが、かといって、効率の追求だけでも戦争には勝てません。ポーランドからベルリンまでの6年間、さぁ、あなたは運を天に任せた冒険に打って出ますか? それとも・・・
世に出てから21年の歳月を経て、名作が今、蘇える!