情報
最新SLG情報/斉藤洋一&宰田敬一
特集ウォーゲームルネッサンス
超ワイドグラビア
総覧:ゲームで見るガダルカナルの戦い/佐藤俊之
ヒストリカルノート:決戦ガダルカナル/福田誠
戦史研究:日米決戦、ガダルカナル上空の戦い/森哲史
リプレイコミック:決戦ガダルカナル/松田大秀
特別企画
誌上ビッグ対談「大木毅vsアサノ尊師」
鈴木銀一郎大賞公募
ゲームガイド
30年戦争/近藤友樹
クラッシュオブジャイアンツ/錦大帝
ドイツ南方軍集団/古角博昭
沖縄【完全版】/向田
連載
インペリウム百年戦争史(3)/ふーらー中村
アニメゲームライバル機比較(3)/岸裏典雄&参謀総長
東部戦線作戦史「マース作戦(3)」/図書太郎
フリードリヒ大王と「啓蒙時代」の戦争/二木"Markgraf v.Sapporo"太郎
南北朝知られざる戦い/上田洋一
日本戦史雑話(2)/大山格
ゲーマー達の太平洋戦争(15)/大林真人
ウォーゲームメーカーの興亡(3)/佐藤俊之
ウォーゲームデザイン序論(3)/ふーらー中村
B級SFゲーム分科会(10)/いしだたかし
末盛合戦(前)/中村達彦
知られざる名将たち(3)/刑事ボロンコ
ファミリーゲームあれこれ(16)/高崎眞一
世界バカゲーム悲報/竹中清貴。
中野将之のヒューゴートーク(4)
ファミリーゲーム最新情報/能勢良太
そのほか
戦略級関ヶ原Q&A、エラッタ、バリアントほか
Information
ゲーマー伝言板
次号予告
プレーアブルなガダルカナルキャンペーンゲームの決定版
決戦ガダルカナル
1942年8月、ミッドェーの大敗からいまだ再建途上の連合艦隊司令部に、ガダルカナルに連合軍上陸の報が届く。以降半年の長きにわたって日米両軍が死力を尽くして戦ったガダルカナル攻防戦のはじまりである。 ガダルカナルの戦いは、戦力拮抗した日米両軍が陸海空にわたって繰り広げた一大総力戦であり、太平洋戦争のターニングポイントとなった戦いだった。 「決戦!ガダルカナル!」は、このガダルカナル島をめぐる日米両軍の死闘をキャンペーンレベルで再現するシミュレーションゲームである。かつてSSシリーズの一作として翔企画から出版されたこのゲームは、プレイアブルだが、ガダルカナル線の本質をついたシミュレーションとして、ゲーマーの間で高い評価を獲得した。 この往年の名作ゲームを、数々の名作ゲームを世に送り出したGJデザイン陣が最新のデザイン技術を駆使してディベロップ。新たな名作ゲームとしてよみがえらせた。 ゲームは、アメリカ軍の上陸作戦が行われた1942年8月から、11月までの4ヶ月間を扱っている。プレイヤーは、日本軍とアメリカ軍をそれぞれ受け持ち、陸海空三軍を指揮し、ガダルカナル島の占領を目指す。 空母瑞鶴、翔鶴をはじめとする空母機動部隊、三川艦隊等の水上艦隊が重巡以上は一隻一ユニットで、零戦、一式陸攻、SBD、TBF、B17、B25、B26など、ソロモンの大空を駆け抜けた名機たちも、それぞれ機種名入りで残らず登場。 また、状況次第ではゲーム中最強の砲撃力・防御力を誇る戦艦・大和が登場し、その威力を遺憾なく発揮してくれるだろう。さらに、ラバウル航空隊の零戦は米軍の戦闘機より優秀であり、イ号潜水艦は米空母を一撃で撃沈する威力を秘めている。 しかし、ガダルカナルの飛行場を抑える米軍は、物量にものをいわせて航空機を送り込み、万全の迎撃体制を誇っている。このガダルカナルを手に入れる鍵、それは補給である。ガダルにいる陸上部隊は戦闘すればもちろんのこと、ただ存在するだけで補給を消費する。航空攻撃、水上攻撃、雷撃、潜水艦攻撃、そして陸上戦闘…両軍プレイヤーは、あらゆる手段をもって相手の補給物資を消耗させ、自軍の補給物資を送りこまなければならない。 しかし、一度出撃した主力艦は休養と整備が必要なため、プレイヤーは艦隊の投入時期を見計らう必要がある。ガダルをめぐる制海権は目まぐるしく入れ替わることだろう。 息詰まる空母戦、白熱した空中戦、壮絶で混沌とした夜間水上戦、そして飛行場へ向けて火を噴く戦艦の巨砲。最後にガダルカナルにひるがえるのは星条旗か?それとも…