Game Journal.Net ゲーマーによるゲーマーのためのボードSLG専門誌

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GJ収録作品Q&A、エラッタ

GJ20:魏武三国志

エラッタ
マニュアル 2-2-1.ユニット 軍師ユニットの説明
(誤)統率力
(正)計略値
7-5.損害の適用 (追加)損害の適用は以下の原則に従い、「損害を受けた側のプレイヤーが」兵力ユニットもしくは武将ユニット「を選択して」除去「すること」によって行われる。
11-2.袁紹死亡チェック (誤)袁紹ユニットを裏返して(于禁の状態にして)
(正)張郃(チョウコウ)の状態にして
13-2-1.軍師の身分 (削除)
また、支配チェックにも影響を及ぼさない。
13-2-3-1.連環の計 (追加)
連環の計は、同じエリアにいる武将ユニットであれば、敵味方にかかわらず行うことができる。
味方に対して掛ける場合には修正は出目に対してマイナスに、敵に掛ける場合にはプラスに作用する。
敵味方の軍師が同じ渡河退却に対して「連環の計」を掛ける場合は、その効果は計略値ごとに相殺される。
13-2-3-5.伏兵 (誤)総大将の指揮力は伏兵マーカーの数だけ
(正)総大将の「統率力は」
13-2-4.計略の細則 (誤)主導権側の計略の結果、軍師が生き残ってさえいれば
(正)軍師が「地図上に残って」さえいれば
13-2-4.計略の細則 袁術の初期配置時の引率兵力は「なし」です。
本誌リプレイ掲載図、及び巻末の初期配置図は誤りです。
リプレイコミックの「呉軍の寝返りが発生した場合の過半数VPが57」とあるのは56の誤りです。

Q&A

Q01.関羽①敗走で「討死」の結果になった場合、関羽②で在野ボックス行きでしょうか? A.はい。関羽①と関羽②(劉備、張飛も)は原則として、別の武将として考えてください。
Q02.在野武将の出陣にあたっては、以前の所属陣営は関係ないでしょうか?
例えば曹操が敗走・在野の状態で反曹操が許昌を支配している場合、出陣の条件を満たせば、反曹操の武将として出陣させることは可能でしょうか?
A.はい。関係ありません。
場合により、曹操が反曹操陣営の武将として出陣することもありえます。
Q03.火計や伏兵は一騎打ちの前にも実行可能でしょうか? A.いいえ。火計、伏兵の実行は各「攻撃の応酬」の直前に行ってください。
「ルール7-2.戦闘の手順」に上級ルールの手順を加えると、以下の通りとなります。
(1)総大将の決定
(2)「一騎打ち」
(3)「火計」「伏兵」の使用
(4)主導権プレイヤーの攻撃
(5)非主導権プレイヤーの攻撃
(6)損害の適用
(7)退却宣言(「連環の計」「木牛流馬」の使用)
(8)(3)に戻る
Q04.「軍師は支配チェックに影響を与えない」とありますが、敵の支配エリアに単独で侵入・存在した場合、中立化させるのでは? A.その通りです。当該箇所を訂正します。
Q05:袁紹の裏はウキンでなくチョウコウでは? A.その通りです。当該箇所を訂正します。
Q06. ユニットの説明:軍師の左側の数値は統率値ではなく計略値では? A.その通りです。当該箇所を訂正します。
Q07.「太平記」と異なって、同じ駒が1ターンに何度でも移動することは可能性ですか? A.はい。
Q08.「7-6(7).渡河退却」について、退却場所が渡河退却のみで戦闘を継続しない場合は、「渡河が完遂するまで、判定&追撃を繰り返す」という手順でいいのでしょうか。 A.はい。その通りです。
ちなみに渡河退却にひとりでも失敗した場合は、全員が「退却できなかった」扱いとなります。
追撃を受けた後さらに渡河退却を試みる場合は、あらためて全員分の渡河チェックを行ってください。
Q09. 「13-2-4.計略の細則」について、火計、伏兵は、主導権側は割り込みができるように書かれてありますが、これは主導権側が優先して計略を解決できるルールで非主導権側には割り込む権利はないと考えてよいのでしょうか。 A.はい。非主導権側は主導権側の計略には割り込めません。
Q10.「13-2-3-1.連環の計の追加」について、「敵味方の軍師が同じ渡河移動(渡河退却)に対して『連環の計』を掛ける場合は、その効果は計略値ごとに相殺される。」とありますが、渡河移動時に武将数の多い側が「連環の計」の使用を宣言しても、武将数の少ない側は移動系の計略を使用できないので同じ渡河移動時に「連環の計」を掛け合うことはありえないと思いますが、この追加ルールは渡河退却時のみを想定して追加されたものでしょうか。それとも13-2-4.計略の細則の例外でしょうか。 A.仰るとおり、移動フェイズ時には「連環の計」の掛け合いは発生し得ません。
当該部修正させていただきました。
Q11.上級ルールを使用しない場合、軍師の戦闘力はいくつか? A.上級ルールを使用しない場合、軍師ユニットそのものを使用しません。
Q12.張飛①の出陣位置は劉備①ではないか? A.いいえ。劉備②です。
Q13.関羽①の出陣位置は劉備②ではないか? A.いいえ。劉備①です。
Q14.7-5所有プレイヤーが損害を適用するのか? A.確かにルールに明記されていないようです。当該部分を訂正いたします。
戦闘例に記されているように、所有プレイヤーが損害を適用します。
Q15.13-2-3-3 軍師を内応させられるか? A.はい。軍師はルールに明記されている場合を除き、武将ユニットと同じものとして扱ってください。
Q16.13-2-4 「軍師が生き残っていさえすれば」というのは、在野ボックスからでも計略可能という意味か? A.いいえ。
この場合の「生き残っている」は「地図上に残っている」の意味です。当該部分を訂正いたします。
Q17.「木牛流馬」で敵の山越え退却を妨害することはできない? A.できません。
Q18.地図上に呉軍ユニットが存在しない場合も呉軍裏切りイベントは発生しますか? A.はい。
その場合は寝返るユニットはなく、支配マーカーの入れ替えと反曹操陣営への35点加算のみが行われます。
Q20.「内応」で「計略値1の軍師は実行できない」とありますが、これは実行しても必ず失敗するだけということでしょうか?それとも実行そのものが禁止されるのでしょうか? A.実行そのものが禁止です。
Q21.リプレイ漫画で「呉軍の寝返り」が発生した場合の過半数VPが57とありますが、56では?またその次のコマで「あと3ターンで攻略」とあるのは実質「2ターン」では? A.仰るとおりです。
Q22.「呉軍の寝返り」を発動した場合、その時点で中立のエリアには曹操側の支配マーカを置く? A.置きません。中立のままです。
Q22.「呉軍の寝返り」を発動した場合、その時点で中立のエリアには曹操側の支配マーカを置く? A.置きません。中立のままです。
Q23.軍師ユニットの右側(中央)の数値は何に使用するのですか? A.軍師の統率力です。渡河チェックと総大将になった際(滅多にありませんが)の攻撃ダイスの数に影響します。
Q24.以下の場合、退却宣言は可能?
例1:追撃の結果に関わらず退却不可能。
例2:追撃の結果、武将が減れば退却可能。
A.
例1:宣言できません。
例2:宣言できません。
Q25.木牛流馬で計略値未満の武将数を山越え移動・退却可能?
例:計略値3と2の2人の軍師が何人の(非軍師)武将を退却できる?
5人は当然可能として、4人3人2人1人それぞれの可否?
A. 1人だけ山越え移動する場合は、2人の軍師は使用できません。
「計略の効果を減らすことは可能だが、計略を『空撃ち』することは禁止する」ことにします。
Q26.追撃ラウンドでも火計は両陣営とも使用可能? A.追撃は「攻撃の応酬」に含まないものとします。従って使用できません。
Q27.退却先は退却宣言時に明示の義務がある? A.はい。
Q29.追撃は義務? A.義務です。
Q30.捕獲した場合に処刑するか捕獲のままにするかを決定しなければならないタイミングは、討取りチェックごと、1エリアの戦闘解決ごと、戦闘フェイズごと、或いはその他? A.敗走表の適用時(武将ユニットが除去された直後)に捕虜の指示が出たら、ただちに処分を決定しなければなりません。
Q30.捕獲した場合に処刑するか捕獲のままにするかを決定しなければならないタイミングは、討取りチェックごと、1エリアの戦闘解決ごと、戦闘フェイズごと、或いはその他? A.敗走表の適用時(武将ユニットが除去された直後)に捕虜の指示が出たら、ただちに処分を決定しなければなりません。
Q31.Q24の木牛・流馬を使用した山越えの退却で、「山越え退却を宣言してもその時点で軍師を在野にせずに、それに割り込んで追撃が処理してから、可能ならば軍師を在野に移して退却させる。」と言う解釈で以下の順に処理すると思いますが、

1.山越え退却宣言
2.木牛・流馬の使用によって退却が可能か判断する
3.追撃を解決
4.改めて木牛・流馬の使用によって退却が可能か判断して、軍師を在野に移す

私は、川越え退却の際は「7-6-(7) 成功失敗にかかわらず追撃が行われる」というルールから、川越えチェックの後に追撃を解決すると判断し、連環の計を使用した軍師は追撃時には既に在野に移していました。
山越え退却もそれと同様に山越え退却の宣言をした時点で全員が山越えで退却可能かチェックして、その時点で軍師を在野に移すと判断していました。
順序としては以下になります。

1.山越え退却宣言
2.木牛・流馬の使用によって退却が可能か判断し、軍師を在野に移す
3.追撃を解決
4.生き残った武将等を退却先に移動させる

それであれば、Q24のように宣言時は退却可能だったものが、追撃の結果で不可能になるようなことは発生しませんでした。
退却宣言時に退却先を指定するのであれば、その時点で可能だった場合、追撃で生き残った武将は退却可能としたほうが分かりやすいと思います。
A.仰るとおり、そちらの方が簡明であると思います。
「連環の計」「木牛流馬」の使用は追撃を受ける前におこなうものとし、FAQの一部を削除しました。
ご了承願います。
オプションルール
「めるかば卿」より魏武三国志ルール改定案が届きました。
両プレイヤーの協議により、ルールに追加してください。

めるかば卿改定案
(1)
第1ターンの主導権は必ず親曹操陣営がとる。
第1ターンの主導権フェイズに限り、親曹操側プレイヤーがダイスを2個振って小さいほうの出目+1を主導権数とする。
(2)
あるターンの終了時に劉備②ユニットが襄陽にあり、かつ地図上に劉表ユニットが生き残っていれば、ただちに「劉表死亡・荊州勢寝返り」イベント(ルール11-4)が発生する。
また、上記に因らずとも第6ターンの武将出陣が終われば、「劉表死亡・荊州勢寝返り」イベントは発生する。
(3)
あるターンの終了時に許昌に反曹操陣営の支配マーカーがあれば、反曹操陣営の勝利でサドンデス終了する。
松澤様より魏武三国志ルール改定案が届きました。
両プレイヤーの協議により、ルールに追加してください。

松澤改定案その1
S1. 孫策死亡イベント時、現有戦力を引き継ぐ(単に裏返して孫権面にする)。

松澤改定案その2
S2. 袁紹死亡チェック時、生存の条件を「洛陽に袁紹側陣営がユニットを置くか、支配する(在野の場合は反曹操陣営として扱う)。」とする。(2006/10/09 誤転記を修正しました。)
S2-1 関連して、洛陽には2軍閥まで混在できる。

松澤改定案その3

S3. 劉備自殺対策:袁紹の食客だったことを反映:3ターンまでは、劉備① ②ともに、出陣位置を袁紹とする。
S3-1 劉備① ② は「異派閥の混在」に関してのみ、河北閥としても扱うことができる。ちなみに関羽らには適用されない(河北閥と混在不可)。